ブログの収益推移をExcelにまとめるとけっこう楽しいのでオススメ
どうもこんにちは。
突然ですが、私は普段Macbookを使ってブログを書いています。
Macをお使いの方ならわかるかと思いますが、Macに最初から入っているアプリケーションで「Numbers」というものがあります。
これがMicrosoftのExcelに似ている感じのソフトなんですね。で、Officeを入れてなかった私はこれを使ってブログの収益をまとめていたんですけど。
使いにくいっていうか使い方がよくわからない!小数点の桁数減らすのどうやるの?みたいな状態。
入力しているだけなんでまあいっかと思いながら使っていたんですけど、最近Office導入したんで、Excelにまとめ直しました。
けっこう楽しかったので、ちらっと紹介させてもらいます!
Excelで表作り
自分で見る用なんで若干雑なんですが、全体はこんな感じです。2016年の内訳は今更見に行くの面倒だったので省略しています。
ていうか収益の数値とか全部晒してる状態だから地味に恥ずかしい。
表自体は、罫線使って色塗ってって感じでぱぱっと作れます。
それだけだったらNumbersでも問題ないんですけど、全部いちいち数字入力していたらキリないんで関数使いたかったんですよね。
Numbersにも関数あったんですけど、よくわからなかったんですよね!
というのもあって、Excelを使うことに致しました。
というわけで、次はどんな関数使っているか紹介させてもらいます!
普段あまりExcelを使わない・関数の使い方がいまいち分からない、という方向けの紹介にさせてもらっています。
関数を入力する
では2017年版の表を例に解説させてもらいますね。
この表の中では「累計記事数」「収益」「1PVあたりの収益」「前月比」のところに関数が入っている状態です。PVと投稿記事数は手入力です。
では順番に説明していきます!
累計記事数
前月の累計記事数に当月の投稿記事数を足しています。簡単ですね。なので、1月の部分だけは手入力になります。
投稿記事数の欄に数値を入力すると、このように自動で累計記事数が算出されます。
数式としてはこうなります。
=E23+D24
ただの足し算なので基本中の基本ですね。
ちなみに、引き算は「-」、掛け算は「*」、割り算は「/」になります。覚えておくと便利です!
収益
収益は内訳表の合計数値になっています。
この内訳表は手入力になっているので、ここに数値を入れれば収益の欄に自動で合計されるというものです。
上で使った足し算の記号で一個一個数値を足していってみましょう。そうするとこんな感じになりますね。
=J23+K23+L23+M23+N23
これでも問題はないのですが、ちょっと面倒です。
そこでSUM関数というものを使います。
SUM関数は指定したセル範囲の値を自動で合計してくれるという関数です。
数式としてはこうなります。
=SUM(J23:N23)
これでJ23からN23の間の値を合計する、という式になります。
SUM関数は良く使うので是非覚えておいてください!
1PVあたりの収益
これは割り算で計算ができますね。
収益÷PVになりますので、計算式は以下になります。
=F23/C23
上でちらっと触れましたが「/(スラッシュ)」で割り算の意味になります。
前月比
当月の収益から前月の収益を引いています。
1月は2016年12月の表を参照していますので、今回は2月を例に挙げます。計算式は以下になります。
=F24-F23
単純な引き算なので簡単ですね。
合計
表の一番最後に合計数値を出しています。
これは「収益」で使ったSUM関数を使っています。
PVの合計を出す場合の数式は以下になります。
=SUM(C23:C34)
収益では横に合計していましたが、今回は縦に合計になりますね。
ここまでで、使っている数式は以上になります。
数式の入力ができたら1月から12月までコピペ(コピー→形式を選択して貼り付け→数式)してもらうか、セルを選択して12月まで引っ張ってってもらうかすれば、1年間使うことができます!
これだけ入れて完成でも良いのですが、セルの書式設定で表示形式の設定をしておくと更に見やすく使いやすくなります!
というわけで次は表示形式について説明させてもらいますね。
書式設定を変える
表示形式を設定しないままセルに値を入力すると、入力したそのままの文字列が表示されます。
例えば以下の図では、1月〜3月まで表示形式の設定をしていますが、4月はしていません。
表示形式が設定されていない4月はコンマが入っていませんね。手入力で入れてもいいのですが、桁数が多くなってくると少し面倒です。
しかし、表示形式の設定をしておけばコンマが自動で入ります!
ではその手順をまとめさせてもらいました。
表示形式の変更
①表示形式を変更するセルを右クリックで「セルの書式設定」を選択。
②表示形式で「数値」を選び、「桁区切り(,)を使用する」にチェックを入れOKを押す。
③コンマが表示されました!
大きい数値になるほど、桁区切りは必要になってくるかと思いますので、設定をしておくと便利です。
ユーザー設定の表示形式
PVと収益の欄の表示形式は上記したものでOKなのですが、前月比の欄のみ、「ユーザー設定」の表示形式を使っています。
このように、数値がプラスなら「+」が、マイナスなら「-」が数値の前に表示されるようになっています。
これは表示形式の中の「ユーザー設定」というものを使っています。
その設定方法が以下になります。
①表示形式を変更するセルを右クリックで「セルの書式設定」を選択。
②表示形式で「ユーザー設定」を選ぶ。
③種類の欄に以下の式を入れ、OKを押す。
"+"0;"-"0;0
④プラスとマイナスが表示されます。(0の場合はなし)
ユーザー設定の書式設定は少し応用になりますが、自由な設定が可能です。自分が一番見やすい表示にするのがベストですね!
今回使っている表示形式は以上になります。よかったら使ってみてください!
関数の応用
応用というほどでもないのですが、実は最初に紹介させてもらった関数をそのまま12月までコピーするとこんな表示になっちゃいます。
0やらエラーやら余計なものが表示されてしまっています。
要はPVと投稿記事数と収益が入力されていないと正しい計算ができないので、エラーが出たりしてしまうんですね。
PV等の数値を入れてしまえば計算結果が正しく表示されますし、自分で見るだけなのでこのままでもいいといえばいいのですが、少し見栄えが悪いですよね。
この場合、IF関数を使って空白処理をすれば、まだ数値が入力されていない月の欄を空白で表示することができます!
IF関数で空白処理
まずはIF関数について説明しますね。入力形式は下記のようになります。
=IF(論理式(条件),[真の場合],[偽の場合])
論理式のところに条件となる式を入力し、それに当てはまる場合[真の場合]の値が表示され、当てはまらない場合は[偽の場合]の値が表示されるというものです。
この式を使い、空白処理を行います。では、累計記事数を例に説明していきます。
では、累計記事数の2月のところに以下の数式を入れます。
=IF(C24=0,"",E23+D24)
論理式は「C24=0」。これは2月のPVの値が0の場合という条件です。要はPVの欄に何も入力がされていない場合、ということですね。
次に[真の場合]の値は「""」を入れます。これは空白の意味になります。
そして[偽の場合]の値は「E23+D24」です。最初に設定した関数をそのまま入力している形になります。
このように数式を入力しておくことで、PVの欄に何も入力がされていない月は空白表示がされるようになります!
では入力をして12月までコピペしてみましょう。すると…
3月以降の累計記事数の欄が空白になりました!
同じように、「収益」「1PVあたりの収益」「前月比」もIF関数を使い空白処理をします。
▼収益
=IF(C39=0,"",SUM(J24:N24))
▼1PVあたりの収益
=IF(C39=0,"",F39/C39)
▼前月比
=IF(C39=0,"",F39-F38)
12月まで数式をコピペすると
このようにまだ入力がされていない月は全て空白で表示されるようになります!
空白処理をしていないものより、こっちの方が断然見やすいですね。
ここまで数式を入れておけば、あとは月ごとにPVと投稿記事数、収益の内訳を入力するだけで他の値は自動表示され、年間合計も自動で結果を算出してくれます!便利!楽!たのしい!
あと私は使ってないですが、関数で平均値や最大値・最小値を出すこともできます。SUM関数と使い方は同じような感じなので、気になったら使ってみてください。
おわりに
というわけでExcel使ったら今までのブログ収益が楽にまとめられるし、後から見返したりするのも楽しいですよって話でした!
難しい関数は使っていないので、そのまま式つかってもらえれば誰でもできると思います!暇だったらやってみてください!笑
あと余談なんですけど、この記事書いている最中にSafariのやつが予期せぬ事態で強制終了しやがり、記事が半分消えるという事故に遭いました!!
みんな記事はこまめに保存しようね!!!
では今日はこれで。